2018年4月21日土曜日

森の自然塾(第2回目)

<植物園のweb pageより>
森の自然塾第2回目が4月21日、私市の大阪市立大学理学部附属植物園で開かれた。
カンサイタンポポの絨毯のお迎えを受け入園。
一輪の花は実は花弁のようなものがそれといきなりびっくり。


先ずは室内学習。
ハクサンボクの葉が2枚我がグループに配られどんな情報が得られるかのワーク。
五感総動員しての取り組みが求められる。
配られた葉に小さなスケルトンカタツムリが乗っていてワークに入る前に盛り上がる。そのカタツムリがワーク中に脱皮!


葉からの情報だけでは同定に十分でない。幼木と老木とでは形状が違うことがある。樹形、枝ぶり、葉の付き具合、木肌、どんぐりなどの情報が助けとなることを学ぶ。

ブナ科22種のドングリの画像の出処









同定について参考にしたいサイト
http://www.ne.jp/asahi/blue/woods/know.html
http://amayama.jp/sub12.html

座学の後は園に繰り出す。

クスノキの巨樹を前に一枚の葉の観察。

2つの虫穴があることを教えられた。
殺虫剤になるのに虫っ❢?

ウバメガシ、ヤブニッケの葉を嗅ぐ、シキミ、サルスベリ、スダジイ、ドングリの木の観察が続く。

イスノキの虫こぶ
http://www.kyoto-ga.jp/greenery/soudan/field/field004/qa_000420.html
http://www.ccnet-ai.ne.jp/evergreens/isunoki.html



ハナイカダの花の軸と葉脈

木々の巧妙な生き方。陰樹と陽樹。 
代表的な陽樹 ケヤキ・クリ・ナラ・ヤマザクラ・イチョウ・カシワなど
陰樹の代表 クスノキ・カシ・ブナ・シイ・トチ・モミ・スギ

植生の遷移について
http://www.kagura.co.jp/column//171112220938.html

ホウノキの受粉の仕組み
https://sapporo-woodies.org/column/inochi/vol4.html

ホオノキの花は上向きに咲き、香りは出すが、蜜は出さない。この花を訪れるのは主に甲虫。訪れた見返りはなく、受粉の効率は悪い。その効率の悪さを花期を長くすることでカバーしているようで一斉に花を咲かせない。
その葉は一枚ずつ落ちる。トチノキの葉は見た目5枚が落ちるが実は一枚の葉が深く5裂しているのでそう見える。







ムクロジ
https://www.u-gakugei.ac.jp/~planttgu/dokodemo/pc/079.htm

【その他の注目した木々】
カゴノキ、カツラ、ヤブレガサ、コクサギ、トキワマンサク

<コバノガマズミ>
<キンギンボク>


<数羽のコゲラの内>

薬剤が樹幹注入された木にジャノメチョウ


ムラサキサギゴケに混ざってシロバナ・・・。




シナアブラギリ、ハンカチノキが花を咲かせていたとのこと。見逃した。 
これからブロッコリーのように山笑うのはシイノキ。
http://niyodo-blue.com/entries/item/000066/
http://shinrinzatsugaku.web.fc2.com/zatsugaku1305.html



森林公園と思える植物園をまた訪れたい。

塾の前のベニシジミ。マツバウンランも。



塾を早引きし「あったかサポート」の研修会へ。
正面橋の上から、鯉の恋、けたたましく鳴くコチドリに足を止めた。

コチドリ
恋する鯉





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